【実録】コロナウイルスにかかったので、感じたことを全部書く

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雑記
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コロナウイルスの陽性反応が出た

先日、コロナウイルスの陽性反応が出て、しばらく療養に入っていました。

現在は症状自体は落ち着き、療養解除の判定が出ている状況で、幸い特に後遺症があるわけでもなく回復しています。

しかし、自分が陽性反応の判定を受けてから、妻への感染など諸々あったので、備忘録と今後の注意喚起を含めて、色々書いていきたいと思います。

感染~療養解除まで

毎日日記をつけていたので、感染~療養解除までの流れをそのまま掲載します。

1/14(金)

起きたときに若干の喉の違和感。乾燥してる感じがあり軽度の席がコンコンと出ていた。勤務中の検温において平熱

20:00  帰宅次第、急な寒気が。38.5の発熱。 その後夜から朝方にかけて39.6まで上昇。悪寒に伴う体の震えが止まらない。味覚は異常なし。若干の食欲不振

1/15(土)

地元の内科で抗原検査、陽性反応を確認。インフルエンザの検査に似て、鼻に長い棒を突っ込んでグリグリやる感じ。喉くらいまで棒が貫通して結構きつかった。ただ先生が非常に優しくて安心した。

解熱薬、咳止め薬、葛根湯を処方され、保健所からの指示待ち。現在の体温は38.5

14:00  処方された薬を飲み、37.9に体温が落ち着く

18:00  再び38.7へ。相変わらずの寒気、手が異様に冷たくなる。食事をし再び薬を飲む。

20:00 薬のおかげか一旦平熱に体温が戻る。

1/16(日)

9:00  体温:38.9  熱と悪寒。喉の痛み。保健所から連絡なし。 ウイダーのみ飲んで薬を飲む

12:59  体温:36.9  薬のおかげか平熱まで下がる。チョコプリンとウイダーを摂取

17:08  体温:36.6  薬の効果が持続している? 平熱が続くもまだ若干の寒気と喉の痛み、せき。おかゆと桃缶を食べる。5時間ほどぐっすり寝られた。保健所からの連絡は未だなし

20:00  体温:37.2  微熱と喉の痛みが続くも、寒気やだるさは取れてきた。喉の痛みのせいで食欲は薄いも、それ以外はとくに問題は無くなってきた。

1/17(月)

8:20 体温:36.6  平熱に戻る。症状はだいぶ落ち着いてきた模様だが、まだ喉の痛みと若干の咳が残る。保健所から連絡がないのでこちらから連絡するも、以下のような回答

・連絡は担当部署からしている。

・現在感染者増大のため、対応が陽性反応が出てからおよそ2日以降となっている

とのこと。相変わらず保健所からの連絡待ち。

同居人のことを考え、宿泊療養に切り替え検討

1/18(火)

11:55 体温:36.6  平熱に戻る。喉の痛みとせき。鼻水。 保健所からの連絡は未だなし。

17:44 体温:36.6 喉の痛み、鼻水 保健所からの連絡、なし

21:45 体温:37:6  喉の痛み、鼻水

1/19(水)

体温:36.6 保健所からの連絡が来る。 発症日から10日、症状が出なくなってから72時間の待機を命ぜられる。毎日専用のホームページにて体温や体調の報告をしろとのこと。

ここで妻が発熱。喉の痛みを訴える。

1/20

体温:36:6 自分の症状としては問題なくなってきたが、妻にうつしてしまった模様。症状としては明らかに自分と同じ。木曜日で休診しているところが多く、どこに電話をかけても診療の予約が埋まっていた。

1/21

体温:36:7 ようやくパルスオキシメータが来る。今更来てもという感じ

妻、やっぱり陽性反応。お互いに陽性者として自宅療養に入る。

 

ここから3日間は、妻の看病で忙しかったため日記は書いていません

1/24

保健所からSMSにて、療養解除との連絡が来た。保健所に問い合わせたところ、妻が陽性者だが、一度かかっていれば濃厚接触者にはあたらず、普通にでかけてもいいとのこと。

何だかあっけないが、まだ妻が療養中のため、完全に終わったわけではない

感染経路として考えられる理由

毎日、都内まで満員電車で通勤していました。かつ職場に陽性者が居た状態ということを知らないまま、同じフロアで働いていた

正直これだけで役満だろと思ってます。もちろんですが、会食や大人数での集まりなどは言っておらず、職場と自宅での往復のみだった。

職場は、基本的な消毒や換気程度しか感染対策は行っておらず、さらに電話対応が主な部署なので、マスク着用が義務付けられているとはいえ、どこかで飛沫感染やエアロゾル感染をしてもおかしくない。それでなくとも、都内に毎日通勤している以上、それだけでリスクを背負っていた状況だった。

ちなみにワクチンは二回接種済みです。だから軽症で済んだのか……まではわからない。

きつかった事

・39度超えの熱

症状が出てから3日間、39.0超えの熱が続いていた。寒気が止まらず、悪寒が止まらなかった。
インフルエンザの時も39度を超えるのは稀だったので、それが一番の違いだなと感じた。

・喉の痛み

喉の痛みも同じくらい続いた。高熱と合わせると食欲がまるでなくなり、スープや柔らかいものしか喉を通らない状況だった。ただ以前にかかった溶連菌感染症など、大きく扁桃腺が腫れるような症状よりかはずっと軽かったので、ある程度我慢はできる感じった。

・口内炎

熱と喉の痛みと合わせて食欲を奪っていた。自分の場合は免疫力が落ちるとよくできるので、これについてはコロナは関係がないかもしれない。

ちなみに、言われているような味覚の喪失などは全く無かった

・発熱外来に電話がつながらない

熱が出てから、色々病院を探した結果、コロナの検査をしてくれる発熱外来がかなり限られていることを知った。PCR検査や抗原検査を行っている病院は、自分が住んでいる自治体の中でもかなり少なく、やっと見つけたと思って予約をしようと思うと、電話がつながらない、あるいは予約がいっぱいで受付ができないという状況だった。

幸い、数件あたった結果、地元の病院で診察と検査ができたものの、自治体によっては受診なども難しいのではと思った。また、インターネットで検索をして自ら見つけたため、ネットでの検索などが不得意な人は正直詰むなとも感じた。県の相談窓口などにも電話で確認をしたが、病院の紹介などはしてくれず、検索サイトを案内されただけで、正直まったく役には立たなかった。

・同居している家族への感染

正直、これが一番つらかった。一番近くで看病してくれた妻も、自分の症状が出てから数日後に症状が出たので、感染力の高さを思い知った。マスクや消毒をしていても、正直、アパート程度の空間での同居だと、感染を避けることは難しいと感じた。ホテル療養ができれば一番だったものの、申請後の連絡は未だなし。これからのホテル療養も正直見込めなさそう。

あってよかったもの

食料

・ゼリー系の飲料

病人食の代表であるから今更言うまでもないかもしれないが、一番食事としてありがたかった。
薬を飲むために食事をしなければいけないのだが、喉の痛み、高熱、口内炎ができている中で、食欲がまるでない。そんな中で手軽に食べれるウイダーは重宝した。

・まるごと野菜


レンジでチンするだけで、美味しいポトフやミネストローネが食べられるすぐれもの。

ものすごく野菜がやわらかく、流動食のような感覚で食べられた。栄養を取りつつ温かい野菜を食べれるので、とてもありがたかった。

・ポカリスエット+ミネラルウォーター


とにかく、熱が上がるので、寒気がとんだ後はどんどん体が熱くなり、たくさん汗をかく。
適度に水分補給が必要なので、ひたすらポカリを水で薄めたものを飲んでいた。

医療品・雑貨

・冷えピタ

熱が出た時には言わずもがな。

・のどぬーる濡れマスク


喉の乾燥対策に使っていた。エアコンを付けると、部屋が乾燥するので、喉の痛みの緩和と保湿のために使っていた。寝る時に付けるとだいぶ喉が楽になってくれた。

・電気毛布


寒気で悪寒が止まらなくなっていたので、ずっと電気毛布と羽毛布団にくるまっていた。
すぐに温度が上がり暖かくなってくれるので、普段はひざかけなどに使っているのだけど、寒気がひどい時にはかなり助かった。

着る毛布


・寝間着の上から着たまま寝ても問題なく、トイレに行く時などそのまま起き上がられるのが楽だった。
電気毛布と合わせるとかなり暖かくなる。普段使いにもオススメ。

面倒だったこと、困ったこと

保健所からの連絡がかなり遅かった

自分の場合は陽性判定から5日後に連絡が来た

感染者が増えている現状、保健所の手が回っていないのを実感した出来事だったが、いつまで療養すればいいのか、どのように療養解除の判定が来るのかというのが一番不安だった。こちらから保健所にかけても「担当部署から連絡を差し上げているので……」としか回答はなかった。

ちなみに僕の場合だが、連絡があった数日後にはパルスオキシメータが送られてきただけで、特に食料や物資が送られてくることはなかった

ホテル療養をお願いしたが「感染者数が非常に多いので、申請はしておきますが期待しないでください」と言われ、実際に療養解除するまでにホテル療養について連絡が来ることはなかった。おかげで妻に感染った。

会社から「いつ復帰できるのか」とせっつかれた

保健所からの連絡が来ず、こちらからの連絡も不可能な状況な中で、いつ復帰できるのか。保健所に詳細を確認しろという要求をされたことが一番イライラした。

向こうもコロナウイルスにかかった際の対応がわかっていないだけだと思うが、正直、感染者数が増えた中で無理やり都内に出勤させられていたのがコロナにかかった原因だと思うので、療養期間だけはゆっくりさせてほしかった。

家族に陽性反応が出た場合の対応方法など、不明点をすぐに解決できない

例えば、家族に陽性反応が出た場合、かつ自分が療養解除になった場合、自分は濃厚接触者にあたるのかという疑問が生じた。濃厚接触者は原則、しばらく外出ができないきまりだが、果たして回復した陽性者はそれにあたるのかという疑問があった。

結論からすると、回復した陽性者の場合は、自身の療養期間が過ぎていれば、特に濃厚接触者には当たらず、家族が陽性者でも問題はないとのことだった。しかしそれらを知るために保健所に確認が必要だったが、電話は来ないし、かつこちらから連絡しても電話はつながらない状態だったので、すぐに確認する術がなかった。結局、何度も保健所に連絡をし、やっと電話がつながった時に確認をした。

結論 怯える必要はないが、しっかり備えは必要

正直なところ「ひどい風邪」という印象

高熱や喉の痛みなどが主な症状で、味覚などへの影響はなかったことから、実際のところは不明なものの、流行している「オミクロン株」に感染したのかなと思う。インフルエンザ以上の高熱が長く続く以外は、そこまで他の風邪と違う印象はなかった。

お医者さんからは「しっかり治る病気だから安心してね」と言われ、療養解除となった現状も、明確な後遺症は未だない。味覚も問題ないし、特に何か症状が残っていることはない。

しっかり自宅で安静にして、処方された薬を飲んでいれば問題ない病気だった。

しかし、「ただの風邪」と断ずるのは明らかに間違い

だが、僕の場合は看病してくれた妻にもすぐにうつってしまったので、高熱や感染力など含め、「ただの風邪」と断ずるのは明らかに間違いだ。

待機期間やその他の対応など、保健所からの対応なども非常にずさんに感じた。僕の場合は同居している妻や、実家の助けがあったから何とかなったものの、もし一人暮らしで友人の助けも借りづらい状況だったらと思うと、正直ぞっとする。必要以上に怯える必要はないが、かかった後の対応の面倒さも含めて、予防するにはこしたことはない。

今後の対策について

手洗いやうがい、消毒などは勿論だが、僕の場合は陽性者が出ている職場に通勤を続けていた事だと思う。毎朝満員電車に乗り、日々陽性者が増える都内にて、かつ職場に陽性者がいたという役満状態だったので、僕の場合はいくら対策をしても「そらかかるわな」という感じだった。

一番の感染対策は「陽性者が出ている場所に行かない事」ということ。

自分の場合、最悪なことに職場で陽性者が出た事を知らされず、自粛すらもできない状況だったため、リモートワークやその他の自粛が可能なのであれば、せめて職場に陽性者がいなくなる間は配慮してもらうことが一番だと思う。

コロナの対策、というと大げさだが、もし風邪にかかって寝込んだとしても、だいたい一週間は大丈夫なような食料や医療品の備蓄をしておくのが、もしもの時の対策として一番だと感じた

テレビの中の絵空事ではない

コロナはただの風邪と、言う方もいますが、かかった時の高熱や、その後の対応の面倒さなどは風邪とは比べ物にはなりません。

毎日感染者数が増えている現状、いくら予防してもかかる時はかかります。テレビの前だけの出来事だと思っていたら、いつか自分の身にも降りかかるかもしれない現状が、すぐそこに迫っている状況ということを、身を持って知りました。

この記事を読んでくれたあなたが、今後の適切な予防、あるいは「もしかかった時」に可能な限り適切な対応ができるように祈ります。

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