なぜか財布を忘れてしまうADHDのみんなに伝えたい緊急ライフハック術

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ライフハック

突然ですが、皆さんは、財布を家に忘れたり、無くしてしまったことはありますか?

僕はめちゃくちゃあります。

最近、Twitterのフォロワーさんと話した事をきっかけに思い出したのですが、思えば幼い頃から忘れ物や無くし物が非常に多く、特に財布は人生で五回くらいは無くした事があります

無くすまでは行かずとも、出先で「あれ、ない!」と大騒ぎした挙げ句、自宅にあったという出来事はもう無限にあります。少なくとも、持って出かけたはずの財布の在り処が分からず、出先で困ってしまった経験は、多くの人にあるんじゃないでしょうか。

ところで、僕はいわゆるADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されています。

簡単に言うと

・落ち着きがない

・人より「うっかり」が多い

・集中力が持続しづらい

などという特性を持っているのですが、中でも僕の場合「うっかり」の注意欠陥のきらいが強いようで、小さい頃からいろんな忘れものをしたり、大事なものを無くしてきました。

財布だけでなく自転車や家の鍵……いくら対策しても、忘れてしまうものは忘れてしまう。

僕だけでなく、忘れ物や失くしもので困っているADHDの方はきっと多いと思います。

しかし、もし財布を忘れたり無くしたとしても、極端な話、出先で困らなければ何にも問題はないのです

無くすのはまずいとしても、忘れても何とかなればオッケーなのです。

個人的に心がけているポイントが幾つかあるので、今回は、ADHDの僕がやっている、財布を忘れてしまう人向けのライフハック術を公開していきたいと思います。

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そもそもなぜ、ADHDの僕らは財布を忘れてしまうのか

ADHDの人は「ワーキングメモリ」と呼ばれる作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力が乏しいため、短時間の記憶の保持が難しいとされています

例えば、コンビニに行ったのに「あれ、そもそも何を買いにきたんだっけ」と忘れてしまうだとか、買い物に来たのに財布を持ってきていないだとか、作業の途中に別の物事に気を取られ、本来するべきことを忘れてしまうなど……心当たりがある人は多いんじゃないでしょうか。

うっかりミスは誰にでも起こり得ます。しかしADHDの場合はそれが顕著に起こる為、社会生活に支障が生じてしまい、困り事に繋がってしまうことが多いようです。

かくいう僕もそのひとり。自分自身の心がけひとつで改善すれば良いのですが、そうは行かないのがADHDの厄介な部分というのは重々承知。

気の持ちようで改善しないなら、方法を変えればいいんです。

対策①常に同じカバンを使う

財布を忘れる原因のナンバーワンとして「カバンから財布を出す」ことが挙げられます。

例えば仕事や学校用のカバンと、プライベート用のカバンを使い分けている人は多いと思います。

休日に出かける際、プライベート用カバンに財布を入れ、翌週、仕事や学校に行く際忘れた事に気づく……という事が過去に何度あったことか!

そもそも普段使っているカバンから出さなければ、良いという事に気づきました。

自分が使っているのがこのメッセンジャーバッグ。収納が非常に多く、カジュアルなシーンから通勤、通学まで色々な場面に使えます。SサイズならA4の書類も楽々入るので、教科書や書類を入れるのにも充分。プライベートと仕事で分けずに使っています。

でも、色んな理由で同じカバンを使うわけにはいかないという方もいると思います。

そんな方にオススメなのがバッグインバッグ

この中に財布などの必需品を入れるように習慣化すれば、バッグインバッグを入れ替えるだけで、忘れ物をする危険性がかなり減ります!

対策②電子マネーを活用する

正直、普段から実践している人が多いのかなと思います。

Suicaやお財布ケータイ、PayPayなどのバーコード決済機能など、わざわざ財布を持たずに出かけてもその場で決済が出来るので、最悪財布を忘れて家を出たとしても全然なんとかなっちゃうことが多いです。

しかし僕の場合、Suicaあるいは通勤定期がある状態で家を出て、財布を忘れたことに家を出て気づいてしまい、出先で現金がなくて詰んだ!という経験があったりします。残高ゼロの場合や電池切れになった場合の電子マネーは完全に無力なので、やはり現金との併用はマストです。

対策③非常用小銭入れをカバンに忍ばせておく

これが一番鉄板かと思います。

いつもメインで使っている財布とは別に、小銭入れを用意しておきましょう。

ちょっとした買い物時に小銭入れを使っている方は結構いるとは思うんですけど、それとは完全に別にしてください。

普段使いのものと一緒にしておくと、うっかり使ってしまって中身が空!という自体になりかねないのですが、普段は使わない部分に敢えて小銭入れを忍ばせておくと、非常事態に「はっ!」と思い出すことができるので非常に便利。

できれば合計で二千円程度、五百円玉を2枚、百円玉を10枚程度入れておけば、例えば遠方で財布をなくして交通費が!なんて非常事態にも対応できるのではないかなと思います。

個人的に良いと思ってるのがコインホルダー。合計で2775円コインを挟めてすぐに出せる便利グッズ。見た目がかっこいい(重要)

対策④定期入れにお札を忍ばせておく

普段から通勤や通学に使っている定期券やカードホルダー。

そこに1000円ほどのお金を折りたたんで入れておくと非常に便利です。

小銭入れとしても活用できる定期入れもあるので、前述した小銭入れ作戦とも合わせて対策しておけば、万が一財布を忘れた時でも一安心。

ちなみに、そもそも定期入れをを無くしそうor無くしてしまうという方もいるかと思いますので、ストラップ付きの定期入れを使い、カバンにくくりつけてしまうのをオススメします。

対策⑤でかい財布を使う

これについては好みが分かれるのですが、個人的には大きな財布を使うようになって、財布を忘れたり無くしたりすることがなくなりました!

ポケットに入るようなサイズの財布を使っていた時は、それこそポッケに入れた状態で落としてしまったり、どこかに置きっぱなしにしてそのまま無くしてしまったりしていました。

例えば家の中であれば、長財布ならその辺に置きっぱなしにしてもすぐに気がつきます。

そもそもポケットに入れづらいので、ボディバッグなどのカバンに入れるようになり、ポケットから落として無くしてしまうことを防げます。仮に落としてしまったりしても、無くなった事にすぐ気づく事が出来るので、戻って発見出来る確率がぐんと高まります。

対策⑥紛失防止スマートタグを仕込む

もし忘れてしまった時、どこにあるかが不安……という時のために、スマートタグを仕込んでおけば、無くしたのか忘れたのか判別が付くのが安心です。

タグとスマホがBluetoothで連携し、接続が切れた場合、最後に接続が切れた場所をスマホアプリから探知できるので、もし自分の側から財布がなくなってしまった場合でも、どこにあるのか一発でわかります。

スマホから音が鳴らせるので、家の中で行方不明になってしまった場合にも役立ちます。財布の隙間に忍ばせておくには最高のグッズです。

結論:財布を忘れても何とかなるようにしとけば良い

財布がなくても生きていける時代だけど、やっぱりまだまだ必需品なこの時代。

ADHDの僕らは財布を忘れたり無くしたりするのが日常茶飯事なので、何とか受け入れて生きていくしかないのですが、物理的手段で解決できることは結構あるのです。

また、この本には発達障害で困り事を抱える人向けのライフハック本が書かれており、個人的にだいぶ参考にさせていただいています。合わせて読んでみるのもオススメです。

ADHDの僕らにとって、最近はなにかと生き辛い社会ですが、とりあえず身の回りの事から工夫していけば、ちょっとづつ日常が明るくなっていくと、僕は信じています。

当ブログの記事がなにかの参考になれば幸いです。

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